これまでの人生のなかで、最も素晴らしいライブだった。
2024年1月27日(土)、東京町田にある老舗ライブハウス「プレイハウス」の40周年記念イベントに、活動休止中のバンド「エレジー」がトリとして出演させてもらった。
この場所でライブするのは7年ぶりだったらしい。
久しぶりに集まった仲間は、人間としての余裕が出て来た事以外、昔と変わっていなかった。
それがまたよかった。
ステージのスクリーンの裏で、懐かしい手たちと円陣を組み気合をいれる。
ゆっくり開くスクリーンの向こうには、復活をずっと待っていてくれたファンのみんながいた。
音響さんも照明さんも、何度も我々を担当してくれた心強い人たち。
ドリンカー横でイベント主催者「町田のお父さん」も見てる。
7年の間に知り合った仲間たちも見てる。
これほど幸せなことはない。
あの空間に居るみんなで、音楽を通して心を交わし、素晴らしい夜にする準備は整っていた。
メンバーの演奏する音が、最高に気持ちいい。
緊張は1ミリもしなかった。
声が、信じられないくらい強くしなやかに出た。
一音一音が会場の物という物を振動させ、共鳴した。
ファンのみんなの笑顔が見える。
感極まって泣いている人もいる。
大丈夫。
みんな幸せにするから。
みんな大好きだから。
演奏するたびにファンのみんなが歓声を浴びせてくれる。
幸せにしてもらってるのは、私の方だった。
シリアスなロックから明るいポップスへ、セットリストが進むたび、会場の熱気は上がった。
バンドメンバーのパフォーマンスも最高に熱かった。
最後はアンコールまでもらって、みんなで歌って踊った。
「生きることを諦めなくてよかった」
あの会場にいたすべての人のおかげで、そう思えるライブになった。
もちろん、私もがんばったことは認める。
でもそれ以上に、バンドメンバーやファンのみんなからの愛がすごかった。
私、生きていていいんだね。
改めて、1/27のライブを観てくれたみんな、関係者のみんな、バンドメンバー、ありがとう!
(写真は福島から来てくれたのんちゃんが撮ってくれたやつです)