しんどかったら読んでほしい文章

2024年7月18日

いつものスタバにいる

全力で育児して
「休み方」を忘れていた時期
急に苦しくなって
死にたくて仕方なくなって
「これは流石にあかん」と思って
ひとり時間をつくるために
シッターさんに娘を預けて
泣きながら来た

この席はそんな場所

でも
いざ「休もう」と思っても
もう何したらいいかわからなくなってて
たまたま持ってた
紙とペンでひたすら絵を描いていた

当時描いたイラスト

そしたら知らない人が
「イラストレーターさんですか」
「お姉さん絵が上手いねぇ」
って声をかけてくれて
外の世界と繋がることができた

そして少しずつ自分を取り戻していった

「自分のために生きていいんだ」
忘れていた大切なことを
ゆっくり思い出していった

誰だって
自分のために生きていい

誰だって
安心して幸せになっていい

このあたりまえのことを忘れてしまうとき
だいたい人は狭い世界にいる

そこをこの世の全てだと錯覚して
そこから出る気力さえ失って
ただひたすら絶望する

でも現実は違う

世界は信じられないくらい広くて
いろんな人がいて
息を飲むほど繊細で綿密でカラフルだ

そのどれもが絶妙にバランスをとっていて
それぞれが役割を担っている

川の流れが止まると濁ってしまうように
狭い世界だけで生きていると
人は病んでしまう

そうならないように
人と関わり
コミュニティに属し
いろんな世界を知り視野を広げておきたい

もし今
しんどい人がいたら
全く知らない人たちと
リアルで関わってみてほしい

街のゴミ拾いボランティアに参加したり
公園の草むしりを手伝ったり
無理のない範囲で
いつもと違うことをしてみてほしい

そして
いろんな人と出会って
「自分は幸せになってもいいんだ」
ということに気づいてほしい

自分の価値観ひとつで
世界の「見え方」も「感じ方」も変わってくる

つまり
今見えているこの世界は
自分がつくっているんだということ

「人生」とは
誰かの力を借りながら
自らの力で幸せになるストーリーなんだ
ということに気づいてほしい

あの日の絶望していた私に届きますように
同じように苦しんでいる人に届きますように