これまで何度も「鬱」と呼ばれる状態になってきた。
精神科でもらった薬でぼんやり生きてたこともあった。
副作用?で激太りしたりもした。
今も口癖が「死のうかな」だけど、それなりに自分の機嫌をとりながら生きてる。
どうやってギリギリ生きてきたかというと、よく「感謝を思い出す努力」をしている。
なんでもいい。「感謝」を数える。
そこらへんの雑草に花が咲いた。私のために咲いたんじゃないだろうけど、一瞬「お」って思った。「死にたい」って思わなかった。ありがとう。
って感じでいい。
今日喋る相手がいた。一緒にいた時は寂しいの忘れてた。ありがとう。
ずっと使ってる毛布があったかい。作った人の顔知らないけど、ありがとう。
店員さんが「ありがとう」って言ってくれた。こちらこそありがとう。
ゲームが楽しい。プレイ中は死にたくならない。作ってくれた人ありがとう。
──って感じで「ありがとう」を思い出して、数えていく。
「私はひとりぼっちだし、助けてくれる人なんていない」っていう考えが気のせいだって、ちょっとずつわかる。
気がついたら、死にたいこと忘れてる。
まぁまた思い出すんだけどね。
生きてると「ありがとう」がいっぱいなんだよ。
どんなに「死のうかな」と思って視野が狭くなっても、実は世界に「ありがとう」っていっぱいある。
「死にたい」の数だけ「ありがとう」で中和する。
そうしていくと「ありがとう」の方が多くなるんだ。
感謝ってすごいよ。
何度も鬱から復活した。
逆に言うとさ、感謝を忘れているときこそ、死にたくなってる。
感謝に目を向けられなくなっているときこそ、絶望してる。
読んでくれて、ありがとう。