なぜ「幸せな人」は、ずっと幸せでいられるのか?

なぜ「幸せな人」は、ずっと幸せでいられるのか?

めちゃくちゃ大切なことに気づいたので、メモしておきます。

今朝まで、手術入院をしておりました。

術後の回復が早くて、とにかく元気でした。
「こんなに陽気な患者さん、初めて見たかも」と看護師さんに言ってもらえるくらい。
看護師さんや療法士さんたちとゲラゲラ談笑する毎日でした。

もはや入院患者の域を超越。

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自由時間は、ほとんどほっつき歩いていました。
「ほっつき歩く」の「ほっつき」ってなんだろうね?

病院内を探検して興味深いものを発見したり、売店のイートインで優雅にコーヒー飲んで貴族ごっこしたり、院内のカフェでお見舞いに来てくれた友達と涙が出るほど爆笑したり、談話室で未来を妄想してメモしながらニヤニヤしたり。

なんだかんだずーっと何かしてました。

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病棟内では、友達がたくさんできました。

同室だった方がファンクラブに入ってくれたり、別室の方と時間を忘れて世間話したり、退院後のステージ出演依頼をいただいたり、「退院したらお茶しようねー」なんて言ってLINE交換したり、あなたと出会えたから入院生活が楽しかったわ♪なんて言ってもらえたり。

いい人ばっかり!

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あとは結構空を見ました。

21:00消灯なので、5:00くらいに自然と目が覚めるんですよね。
サクッと歯磨きと洗顔を済ませて、高カカオチョコレートをポッケに入れて、まだ暗い売店の横の自販機にホットコーヒーを買いに行き、誰もいない貸切状態の談話室へ移動。
窓際の特等席で、だんだんとカラフルになる空を眺めながら、太陽が顔を出すのを待つ。

日の出を眺めながら熱々のコーヒーをいただくなんて、素敵すぎる。

昼は青空を見ながらベッドにゴロンと寝転んで、流れる雲の形の変化を楽しみ、夕方には鮮やかに焼ける空をひとりじめ。夜は月と夜景を見ながら「ワイン飲みたい」なんて思ったり。

贅沢の極み。

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こうやって「いつのまにか忘れていためっちゃ大切なもの」を、じんわりと取り戻していきました。

毎日、「自分のこと以外のタスク」で忙しくしていると、ついつい忘れがちな2点。

「地球ってすごい」
「人間ってあったかい」

たまたまそこに目を向けられていなかっただけで、蓋を開けてみれば、感動はいつもすぐそばにあったんですよね。

同じ現実を生きていても、人によって幸福度が違うのは、「何に注目してどう捉えているのか」が違うからなんですね。
そう改めて深く実感したのでした。

選択権は自分にあるんだから、私は幸せな方を選ぼうっと。
あなたはどうするー?