生き方を決めるのは、自分。

みなさん、お片付け好きですか?
私は変態の域に達するくらい大好きです。
物の管理が得意な方ではないので、できるだけ減らして、シンプルに生きています。

おかっぱミユキのパントリーの写真。物を管理しやすいようにシンプルにまとめられている。食器棚も兼ねている。

生前、母は物を大切にする人でした。
きちんと管理できる人だった反面、家は物だらけ。
私とは正反対の性格だったので、高校生のときは「早く一人暮らしして、物の少ない生活をしたい」と思っていました。

母がライフスタイルを見せてくれたおかげで、「こっちじゃないな」という方向性を持てたのだと思います。

昨夜、お片付け大好き隊のオンラインお茶会に参加しました。
その中で、こんな話が出ました。

「部屋が片付いたら、痩せて健康になった」
「買う前にしっかり考えるから、無駄遣いしなくなった」

なんだかいいことだらけですよね。
実際、私も物が少ない家に暮らしてから、家事に取られる時間が減り、自由な時間が増え、その結果収入が増えました。

でも、これって、あくまで「お片付けが好きな」私たちの場合。
物を沢山持ってもきちんと管理できる人や、物が沢山あることによって精神的に落ち着く人にとっては、片づけすぎないほうがいい場合もあります。

ドラえもんミュージアムに行った時、展示してあった藤子F不二雄さんのデスクの上は、物が沢山ありました。
その環境だったからこそ、あのワクワクするストーリーが生まれたのかもしれません。

自分の生き方は誰かに決められるものではないし、それと同じように、誰かの生き方に執拗に口を出すのはナンセンス。

「ああしなさい」「こうしなさい」と言うのはなく、求められたら「こういう生き方もあるよ」と自然に見せられる生き方が、幸せなのかもしれませんね。